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第4回目 2005年2月 7 日(月)
第3回目 2004年8月28日(金)
第2回目 2004年7月15日(月)
第1回目 2004年6月15日(月)
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<想いにまかせて…>
2004年7月15日(木)
6月中旬から下旬にかけて各地で、岸田今日子さんと一緒に、詩の朗読とギターで7回のコンサートを行ないました。
初日は神戸。リハーサルまで充分に時間があるのでホテルで二時間ほど休むことになりました。チェックインをすると、まだ部屋が出来ていないとのことで、ロビーで話をしながら待っていたら、黒服の支配人らしき人が飛んできて、「岸田様、大変失礼しました。お茶券ご用意しましたのでティー・ルームでお待ちください」と何度も頭を下げられます。もちろん岸田さんは「大丈夫ですよ」と遠慮されましたが、黒服の方が何回も勧められたので、お言葉に甘えることにしました。岸田さんてすごいんだなと変なことで感心してしまった。そしてティー・ルームに入ると、今度はお茶を飲んでいた人たちの「アッ、岸田今日子さんだ」という声が部屋全体にさざなみのように広がっていきます。なんだか自分までもが有名人になったような気がしてひと時よい気分を味わわせていただきました。
二日の間をおいて、信州の御代田町で演奏会がありました。ここは武満徹さんの奥さん浅香さんとお嬢さんの真樹ちゃんの住んでいるところで、今回もこのお二人と町の人たちのおかげで演奏会が実現したものです。ここで初めてのハプニング。一部の最後にロルカの「死
― 角に突かれて」という闘牛士の死を哀しんだ詩の朗読に、アルベニスの「アストゥーリアス」を当てる演目があります。ギターが最後の和音をフォルテで弾いた瞬間に暗転になり、岸田さんはその間に舞台袖に帰り、少しおいて僕が「禁じられた遊び」を弾いて終わり、拍手をいただいて、袖で待っている岸田さんを招き入れる形でステージ中央にお呼びして、二人でお客様にお辞儀をする段取り。ところがその日は、オーバー・アクションで舞台袖に向って手招きをしたら、誰もいない…。舞台に一人残っている私はどうすればよいのでしょう?そのうち、司会をしていた真樹ちゃんが、「岸田さんは楽屋で衣装の着替え中でーす」の声にお客様は大笑い。そのせいか、二部では会場の雰囲気がすっかり打ち解けて、お客様は楽しんでくれたようです。
その後、札幌、桐蔭学園、所沢、富山と四日間連続公演で移動も大変でしたが、岸田さんはぜんぜん疲れた様子も見せず、むしろ楽しんですらいるようでした。
岸田さんと一緒に仕事をしていていいのは、大らかでピリピリしていないところです。やはり楽しむようにしているから疲れないのでしょうか?それにしても岸田さんのあのおっとりした雰囲気、初日に新幹線のプラットフォームで向こうから歩いていらしたとき、まるで夢の中から現れたようなあの雰囲気はどこから出てくるのでしょうか。
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